旅立った愛犬がカラスになってやってきた話。

昨日のオープンクラスの番外編です。
本編はこちら
写真は、先日、この世を旅立った受講生Kさんの愛犬、アイリッシュセッターの海斗。
毎回、スクールの授業の前後には、うちのランで風のように疾走していた海斗。
本当にKさんと走り抜けた12年の生涯だったね。
海斗が旅立って2週間経ったスクールのこの日。
私からKさんに、この写真をキャンバスプリントしたものをプレゼントさせて頂きました。
開けた瞬間、笑みと涙が溢れるKさん。
喜んでもらえてよかった。
その後、
海斗の今の気持ちを、みんなでアニマルコミュニケーション。
旅立っていても、海斗は生前のまま、エネルギッシュで強くて優しくて、前に前に進むように、Kさんを励まし見守り、そしてこれからもKさんと一緒に走るんだと、言っていた海斗でした。
授業が終わり、帰り際に玄関先で、私とKさんと斎藤 詩乃歩さんの3人で、海斗について立ち話していると、私たちの前に、2羽のカラスがやってきました。
1羽は静かに穏やかに佇み、その隣のもう1羽は、カー!と大きく一声。
海斗とサスケだね。
カラスに体を借りて、やってきました。
私たちはすぐにそう認識しました。
サスケは、数年前に旅立ったKさんのご実家で飼っていたフラットコーデットレトリバー。
海斗とも若い頃を共に過ごした良き兄弟。
いつもランを走っていた海斗。
ランがよく見える電線に止まって、サスケにこの場所を得意げに見せているようでした。
そして、海斗と思えるカラスのほうは、私たちが何か言うごとに、アピールするように「カー!」と返事を返してくる。
私たちは、しばしの間、2羽のカラスと見つめ合いながら、『来てくれたね~』と嬉しい瞬間を味わいました。
ヘタウマと評価が高い私の絵
そして、最後に私たちに向かって、ひときわまた大きな声で「カーッ!」と言って、2羽は羽ばたいていきました。
うん。
わかったよ。
海斗の『カー!』聞こえたよ。
来てくれてありがとう!
これからも、いろんな話聞かせてね。
そして、またどこかで会おうね。
旅立った子の魂が、他の動物の身体を借りて、こうして現れてくれる事。
飼い主さんが気づいてる、気づいてないに関わらず、愛されたペットたちは、私たちに会いに来ています。
その他、天国の子たちが与えてくれるサイン、こちらにまとめてあります。