自分はもう大人なんだ!もっと活動したいんだ!

身体能力の高い子
オモチャ欲の強い子
五感が優れている子
記憶力のいい子
頭の回転が速い子
エネルギー有り余る子
意思が強い子

こうした『犬度』が高い子達は、家庭内で可愛がられるだけではその能力の高さを発揮できずに、フラストレーションが溜まって吠えやすくなったり、飼い主さんに依存心が強くなったり、または支配的になったりと、問題行動と呼ばれるものへ発展しやすいです。

特に若犬の時期(だいたい生後8カ月〜)は、もっと強くなりたい!この世界をもっと感じてみたい!自分の力を試したい!そんな欲求と向上心が高まるお年頃です。

精神的にも大人になってくるので、赤ちゃん扱いされ続けることに嫌悪感を持ち始めます。

そういった心理を分かってもらえないと、犬も苛立ち、『自分はもう大人なんだ!もっと活動したいんだ!』とあらゆる行動で気づかせようとします。

犬の困った行動に飼い主さんも苛立ち、関係性は負のスパイラルへ突入。

ここを打破するためには、
基本的なしつけ、飼い主さんとのエネルギーバランス、日常のルールの見直しはもちろん重要ですが、それに加えて、犬の活動欲求をしっかり満たしてあげることが大切です。

日常の中にゲーム(遊び)の時間をたっぷり取ったり、競技やドッグスポーツなどにチャレンジするのも良いですね。

ゲームの中にルールがあることによって、頭と身体のエネルギーをバランスよく発散できるのです。

愛犬と一緒に考えたり、身体を動かせば、彼らのエネルギーに導かれて、人間もポジティブになれますし、何より、愛犬の様々な能力を心から認めて讃えてあげることができるようになり、互いを信頼し合える関係へと変化します。

アニマルコミュニケーションでシニアの子や天国へと旅立った子のセッションでは、若い頃に活躍できた事、飼い主さんと一緒に何かに取り組んだ事、チャレンジした事が、良い思い出として、それは今でもキラキラした自分の宝物だと語ってくれることが多々あります。

いつまでも心や魂に残る、愛犬の魅力と能力。

それは『なにか』を見出してあげましょう?

アニマルコミュニケーションでは、その子に得意な事、やってみたい事、チャレンジしたいことを聞くことができます。

picのファルゥー(生後8カ月)は、フリスビードッグに憧れ中〜?かっこよくキャッチできるようになりたいそうです?