『自信』について。

犬たちは飼い主さんに『自信』を持って生きてほしいと思っています。

それは、自分の命を委ねているからこそ、『あなたを信じたい』という犬たちのメッセージです。

生き方だったり、お仕事だったり、家庭だったり、自分たち(犬)の事だったり。何について自信を持って欲しいかは、その子それぞれメッセージが違います。

自分が信じている、または、信じようとしている人間が、自信がなく、不安だったりすれば、この人間社会で、誰を何を信じていいのか分からなくなってしまうのです。

そして、守られている感覚を得られないことによって、ストレスを抱えやすく、問題行動にも発展していきます。

『自信』とは字のごとく、自分を信じること。

自信がないのは、不安てこと。

だから安心すればよい。

安心を得るためには、安心できるようになるまで、その作業を繰り返して練習するしかないわけで。『あ、これは大丈夫なんだ!』と脳が理解すれば、必然的に自信がつきます。

自信というのは、自分の内側に宿るものであって、周りや外部から補ってもらうものではありません。

でも、裏を返せば、自信がないと言うことは、やれる事がある!ということでもあります。

犬たちも、社会化や経験不足、またはキャパオーバーなどによって、犬としての『自信』が持ててない子達が多いです。

そうした子たちを導くためには、犬たちに経験をさせる事も大切ですが、まずは、飼い主さんが、『自信』を持って行動や対応することが何より重要です。

犬と信頼し合える関係を目指しましょう!