お手軽アニマルコミュニケーション

先日UPした記事「投影」について、ありがたいことに多くの反響を頂きました。
プリントアウトしてバッグに忍ばせて下さってるという方や、
トイレに貼ってます。という方まで(笑)
私も自戒の意も込めて書きましたが、飼い主ならば少なからずしてしまう「投影」。
その思いが愛犬の望みと一致しているならばさほど問題はありませんが、
少々度が過ぎていたり、愛犬のキャパを超えている場合が問題なのです。
また、中には飼い主さんの「投影」通りに染まらない子もいます。
その場合、飼い主さんがこの子を愛せない!好きになれない!と感じてしまうかもしれません。
そんな時にふと、先日の記事を思い返していただければと思います。
さて、今日はお手軽に愛犬の気持ちを知る手法を書いてみます。
犬の表情筋は人間と同じ位あるそうですが、
犬の表情や体勢、動作を実際に真似てみると、
その時々の犬の気持ちを理解しやすくなります♪
例えば、愛犬が何かの対象に向かって吠えてるとしましょう。
その様子をしっかり見て真似てみてください。
吠え声のトーン、顔の表情、体勢、醸し出してる雰囲気、
それらをコピーするように、まずは形・動作から演じ真似てみましょう。
この時、一切の先入観を持たずに、真似ることに集中しましょう。
真似てるうちに、その時に愛犬が思っている、
「感情」がなんとな~く伝わってきます。
飼い主さんは「この子、怖くて吠えてるんです~」と認識していた事が
実は「強がって」たり、「威張って」吠えていた。という場合も多いものです^^;
同じ「吠える」だけでも・・・・
苛立って吠えているのか、
警戒して吠えてるのか、
不安で吠えてるのか、
威張って吠えてるのか、
誰かに命令や要求して吠えてるのか、
混乱して吠えてるのか、
などなど・・・様々な感情を表しています。
他にも、犬同士で追いかけっこしてるとき、どんな表情で追いかけっこしているか?
おやつをもらう時、どんな目をしているか?
などなど、表情や動作を細かく注意深く見ることは、愛犬を理解する上で大切な事です。
思い込まず、誤解せずに、曇りの無い目で愛犬を理解するために、
目の前の愛犬がその時々で何を感じ、何を思っているか。
実際に真似てみて、愛犬の気持ちを「知る」ことに努めてみましょう。
犬の真似が上手な人ほど、犬の気持ちを理解する事に長けています(^^
ちなみに『学ぶ』の語源は“真似る”から由来しているそうです。
あ、真似るときは人前では恥ずかしい時もあるので、
しっかりインプットしてからこっそり家でやってみてもOKです(笑)