「かわいそう」のエネルギー

先日のアニマルコミュニケーション、オープンクラス。

この日の座学での話題は『かわいそう』について、でした。

人間が動物に向けやすい感情のひとつ。

彼らが、憐れで不幸であると思った時に向ける言葉。

それぞれの自己認識や価値観によって、その枠から外れた状態に対して、同情したときに使われます。

口が聞けないから、かわいそう。
〇〇だから、かわいそう。

些細なことにも安易に使ってしまいがちな『かわいそう』

動物たちは、自分を理解してほしいとは求めてますが、決して憐れんでほしいと思ってません。

人それぞれ価値観が違うように、

人間の価値観と、
動物たちの価値観は全く同じではありません。

動物たちにも、誇りや自尊心があります。

彼らの尊厳を守るためにも、自分の狭い価値観だけで不幸の烙印を押さないように、『かわいそう』という言葉は慎重に使いたいです。

勝手に決めつけて、『かわいそう』と嘆くよりも、その状況を前向きな言葉や行為で応援したり、その言葉のエネルギーで好転させてあげたいですね。