今、愛犬のしつけに取り組んでる方へ

あなたと愛犬の信頼関係は、
あなたと、あなたの愛犬が作るもの。

ドッグトレーナーとして、
アニマルコミュニケーターとして、
サポートできることはありますが、
最終的には飼い主さんとその犬で築いていくものです。

犬との信頼関係を深めようと、
しつけ教室に通ったり、訓練所に預けたり、
何かしら、そういったトレーニングを始めると、

「●●ちゃん、おりこうなんだから~そんなこと必要ないよ~」とか、

飼い主さんが
興奮していたり吠えている愛犬を
落ち着かせようと制御しているのに、

「いいのいいの~怒らないであげて~」

「吠えるのがワンちゃんの仕事だもんねぇ~」

などと言われることがあると思います。

自由に好き勝手にさせることが犬のためだと思っている人、
犬にむやみに食べ物をあげてしまう人、
甘やかすことが愛情だと勘違いしている人、
世の中には、そういった意識の人たちがたくさんいます。

あなたと、愛犬の信頼関係が確立されるまで、
そういった無責任な意見に流されず、
ブレない自分になれるまでは、
できればこうしたタイプの人たちから距離を置きましょう。

距離を置けない関係性の場合は、しつけに協力してもらえるよう、理由を説明する、または、せめて、自分が犬に指示を出しているときには黙って見守ってほしいと、お願いしてみて下さい。

しつけは、犬を指示通りに従わせるためだけのものではありません。

人にずっと要求し続ける犬。
常に興奮状態の犬。
不安や警戒心を持ちながらのお散歩。
他の犬に威嚇や攻撃。
同居犬同士でのイザコザ。
お留守番ができない。
緊急時にハウスができない。
足を舐め続ける。
マーキングばかりしている子。
尻尾を追いくるくる回る。
唸り、噛みつき、吠え続ける。

他にもたくさんの行動パターンはありますが、しつけをされてない事で、どうしたら良いかわからず、犬たちは困っているのです。

こうしたストレスが負担となり、健康を害している子もいます。

しつけに取り組む事は、こうしたストレス状態から解放させてあげるための近道なんです。リハビリでもあるのです。

もう一度、言います。

あなたと愛犬の信頼関係は、
あなたと、あなたの愛犬が作るものです。

あなたが目指す、愛犬との関係。

そこに、その人たちは入れません。

 

自分と愛犬の領域を守りましょう。

犬との絆の深め方は、
それぞれで様々ですが、
外野の意見に捉われずに、
愛犬との信頼関係を目指していきましょう。

愛犬ともっと関係を深めたい!
愛犬の魅力をもっと知りたい!

私は、そういった飼い主さんを応援し続けます

愛犬から信頼を得られるよう、
みんな頑張って

そして、その過程を大切にして下さい

犬の一生は短いのだ。