保護犬から、誰かに愛される犬へ。

?たまには人も撮るシリーズ。
アニマルコミュニケーションスクールの受講生、ぬくい陽子さん と、愛犬さら。
さらは保護団体から最近迎えた子です。
出産経験があり、繁殖犬として生きてきた、さら。
里親として迎え入れた場合、その子の過去を想像して、つい『かわいそうにね〜』と、憐れんでしまう方もおります。
しかし、動物たちは自分を『かわいそうな存在』として、見て欲しくありません。
動物たちは、
与えられた環境の中で、
一生懸命に生きています。
自分は不幸だったなんて自慢する子はいません。
辛いことがあったかもしれない。
その中でも嬉しいこともあったかもしれない。
現状を打破したくて何かにチャレンジしてたかもしれない。
全てを諦めてしまったかもしれない。
不幸だとか幸せだとか、考えずに、ただ、ただ、順応して生きてきたのかもしれない。
それはその子、その子で違います。
保護された子のセッションで、時折、『過去の事を聞くのはかわいそう』とおっしゃる飼い主さんがいます。
しかし、私はそんな時は『ぜひ、聞いてあげましょう。聞いた上で、過去を全部受け止めてあげましょう』とアドバイスさせてもらってます。
過去の自分の経験を、憶測や詮索ではなく、自分の歩んだ道として、飼い主さんに知ってもらう事、理解してもらう事。
それによって、「自分という存在が丸ごと受け止めてもらった」と感じて、彼らの中に本当の安堵感と信頼感が生まれるからです。
保護された子、特に繁殖犬だった子達は、人と深い関係を築いてこなかった分、ある意味、人間に対して純粋で真っさらな状態。
だからこそ、なるべくネガティブな想いは込めず、過去に焦点を合わせるのでもなく、明るい未来と前向きで希望に満ちたイメージを持ってあげましょう。
さらを迎えて、ダックス3匹頭飼いとなり、ますます飼い主として大きく、そして強くなられた、ぬくいさん。
覚悟を決めた人は美しいね✨
本当はみんな、
犬たちも強いし、人も強いのよ。
自分の強さに気づいてないだけ。
だってお互い、『生き物』ですから。
生きる力、生き抜く力があるんです。
そんな、ぬくいさん。 ぬくい陽子さん
アニマルコミュニケーターとして、モニターセッション行っています。セッション結果はメールでも対応されてるので、お忙しい方でも受けやすいですよ?