サリー

昨夜、サリーが旅立ちました。
16歳10ヶ月の生涯でした。

最後は大好きなパパの腕の中で、しっかりとパパと見つめ合いながら、
互いに想いの丈を伝えあって、
息を引き取りました。

愛するパパに生涯、
揺るぎない忠誠を立て、
時に良き娘であり、
時に良き妻であり、
時に良き母でした。

聡明で、
凛としていて、
慎ましくて、
秩序を重んじ、
礼節が大事で、
仲間想いで、
群れを守り、
優しくて、
情に厚くて、
世話焼きで、
時にお茶目で、
母性に溢れていました。

どれをとっても見習わなくてはならないところだらけでした。

それでも、
犬達に甘えてばかりのそんな私を、
もーしょうがないな♪って、
いつも優しく見守ってくれました。
助けてくれました。

私に犬道を教えてくれました。
犬の中の犬でした。

たくさんたくさん話して、
見送ることができて、
体を綺麗にして、
私達がサリーを囲んで
横になった瞬間、

隣の部屋のパパのパソコンの電源が突然ついて、この曲が流れました。

今朝は部屋の中が
乾燥してるように感じました。

それだけ、今までサリーの生きたエネルギーが家の中を潤わせてくれていたんだと実感しています。

我が家の大黒柱的存在でした。

サリーが遺してくれた教えは
沢山あり過ぎですが、
その中でも、最後の瞬間まで、
生き様で教えてくれたことは、

自分や、誰かや、
大事なものや、心を…

偽らないこと、
ごまかさないこと、
茶化さないこと。

自分のことも
相手のことも
信じること。

そして一度信じたならば、
きちんと向き合うこと。
その全てに責任を持つこと。

サリーの信念を受け継いで心して生きていきます。

本日16:30〜荼毘に付します。

生前、
声をかけて下さった皆様、
触れ合って下さった皆様、
ご心配を頂きました皆様、
ありがとうございました。

最高の犬に出会えたこと、
16年10ヶ月、私達家族と共に生きてくれたことに感謝です。

ご報告まで。